ブックメーカーでサッカーのゴール数を予想
ブックメーカーでサッカーをする場合、勝敗だけでなくゴール予想をすることもできます。より楽しみの幅も広がりますし、かなり美味しいオッズが見つかる可能性もあるので、積極的に取り組んでみるのもいいでしょう。
さて、ブックメーカーでゴール予想をする際には、いくつかポイントを押さえておくようにしましょう。基本的にサッカーというのは、得点が入りにくいスポーツとなっているので、それを基準に考えなければなりません。そこから、各チームの戦力状況であったり、攻撃型なのか守備型なのかを踏まえた上で、どれぐらいの得点が入りそうか考えていくようにしましょう。
例えば、強いチームと弱いチームが対戦する場合、一見すると多くの得点が生まれるように思えるかもしれません。しかし、そういった試合では弱いチームは完全に守備固めを行うので、強いチームも思うように得点できないケースも多いのです。もちろん弱いチームに関しては、完全なカウンター狙いに徹しますから、結果として両チームとも無得点で終わる可能性もあるのです。逆に、強いチーム同士が対戦した場合は、かなり激しい試合展開が予想されるので、それだけ多くのゴールが生まれる可能性もあり、平均を大幅に上回る得点になりやすいのです。
サッカーのブックメーカーは高配当が狙えるようになったプレミアが1番人気
サッカーのブックメーカーはもちろん世界中の国内リーグが対象になっていますが、その中でもやはり世界最強リーグと言われているイングランドの最上位リーグであるプレミアが1番人気です。プレミアリーグのあるイギリスで現在のブックメーカーの仕組みが確立されたことも関係があるでしょう。
長年培ってきた伝統の選手育成システムにより世界に通用する才能ある若手選手を輩出して来たのはもちろん、外国人選手の獲得はイングランド国内の法律の関係があります。
実績のある一定の基準を満たした各国代表クラスの選手でなければプロサッカー選手として活動するための就労ビザが発行されない事情から、おのずと能力の高い優秀な人材が集まるシステムとなっています。
また、EUヨーロッパ連合国出身や一部のアフリカ出身の選手は外国人枠に数えないルールのため、対象各国の有力選手にも出場のチャンスがあります。
クラブの強さだけではなくこれらの事情が相まってイングランドプレミアリーグは、いつしか世界最強リーグと呼ばれるようになりました。
さらに2017年からスポンサー収入やテレビの放送権料などで得たクラブの収益の一部が一旦サッカー協会に預けられ、その後全てのクラブに選手の獲得や育成のための資金が分配される新たな制度が始まりました。
そのスポンサー収入には多くのブックメーカー関連の会社も含まれています。
今まで下位に甘んじたサッカークラブであって、豊富な資金で各国代表選手を獲得してチームを強化できるようになり、戦力の均衡化が図られるようになってからは、上位クラブと下位クラブの戦力差はかつて無いほど縮まり、どちらが勝つか分からない拮抗した試合が大幅に増加し、ブックメーカーでは大穴の高配当のペイアウトが発生しやすい状況が生み出されました。
プレミアリーグの各クラブが切磋琢磨する姿は、スポーツとしてもブックメーカーでの予想としてもますます面白くなりました。
払戻率が高いブックメーカー
ブックメーカーの勝敗予想による収支ですが、少なくとも日本において競馬やパチンコなどをやるよりもはるかに高いものが期待できます。ブックメーカーの場合、一つ一つの賭けに対する全ての人の賭け金と、その勝負の結果を的中させた人に対する払戻金の合計を比較すると、実に95%を越える払戻率となっていることが多いです。つまり、メーカー側がそこまで大きな利益を取っておらず、賭け金のほとんど全てをそのまま賭けの勝者で分配しているということになります。
このようなことが可能なのは、一つには別にその勝負そのものを主催しているわけではないことが挙げられるでしょう。競馬でもパチンコでも、競馬場を整備してレースを開催したり、パチンコ台を導入してホールを運営したりするには少なからぬお金がかかります。その費用は結局のところは競馬やパチンコで遊ぶ人の財布から出さざるを得ないわけで、これでは払戻率が多少低くなっても仕方がありません。
また、ブックメーカーの場合は、オンラインで結ぶことにより、世界中から参加者を集めることができます。競馬場やホールに足を運べる範囲の人だけではないということで、一人一人から得られる利益は小さくても、合計すると十分な金額になるのです。
ブックメーカーの歴史
ブックメーカーは、1,790年代のイギリスの競馬場でHarry Ogdenという人物が始めた賭けと言われており、今や世界中で広く知られています。国際的なイベントでは必ずといっていいほどブックメーカーが提示したオッズが紹介されており、どちらが優勢なのかを判断する材料として利用されています。ちなみに、このオッズはブックメーカーが独自に設定したもので、利用者の投票により変動することはありません。このために、見事に予想を的中させた場合は、掛金にオッズを掛けた金額が支払われることになります。
なお、ブックメーカーが世界に向けてサービスを提供するようになったのは、インターネットの普及が進んだ1,990年代以降です。その後、利用しやすいように様々なシステムが導入されており、現在ではクレジットカードでの入出金やビットコインも使用されるようになりました。
ブックメーカーの大きなメリットは、還元率が高いこと、自宅にいながら楽しめるという点です。還元率に関しては、運営会社にもよりますが概ね90%以上となっているので、かなり高い数値だと言えます。
また、実際に賭ける際には全てインターネットで行うことができるので、自宅でのんびりと楽しむことも可能なのです。
日本ではブックメーカーの歴史が浅く、まだ発展途上ですが、近年は海外サッカーの人気の影響でユーザーは増えています。